・SSDのリモートDMAを実現する「NVMe Over Fabrics」
当時僕たちが夢見たRDMA。あとでちょっと書く。
追記。
人はなぜかblock deviceをネットワーク越しにアクセスしたくなる。オレも15年くらい前に自前のnetwork block deviceを実装したことがある。そこでRDMAという概念を知り、ああこれは素晴らしいね!と思うのだが…。
この辺りを斜め読み。
・NVM Express Over Fabrics - openfabrics
・NVMe over Fabrics - SNIA
・NVMe Over Fabrics Flash Memory Summit
・NVM Express over Fabrics - chelsio
・NVMe over 40GbE iWARP RDMA
生きていたのか!iWarp!net effectの恨み、まだオレは忘れていないぞIntelめ。ごめん書かずにはいられなかった。
うーん、結局iSCSIの代替かーという印象。というか今の会社に入ってからこのアーキひたすら考えてたわーそんなオレすげーではなく、いやこれ単にRDMA言いたいだけなんじゃないの、と。
突き詰めると、DASとの差別化が難しくなる。単一ホスト下でPCIe(でもなんでも良いけど)をファブリックで伸ばして単純にストレージデバイスとして見せた方がどう考えても楽。ハードの割り込みも直で取れるし。特に細工しなくてもBIOS(UEFI)がデバイスを見つけてくれる。
資料の中には割り込みもサポート、と書いてあるのもあるけれど、ネットワークで割り込みを中継したら低レイテンシとは口が裂けても言えないだろう。ネットワークは非同期なのが良いところ(しかも無責任にね)で、そこまで同期的に動くならそれはもうバスだ。
いやPCIe extendedな距離ではなくて、もっと遠距離に飛ばしたいんだというのであれば理解できる。某N社のexpetherという手もあるけれどね。でもそれだったらOver EtherでOK。Over Fabricと書く以上、遠距離ではないだろう。
ストレージを集中管理したいというニーズはある。ただRDMAというものが恐ろしく複数ホストからのシェアリングに向いていない。当然だがそのセクタないしアドレスを特定のホストが占有する。占有する為に、予めMPI同様にそのアドレスをregisterする必要がある。ROなら問題ないけど、だったらfile systemレベルを選択したくなるし、それはもうNASの世界だ。
うーん、どうやってもoffloadにしかならない。それもかなり古いアーキの。
だから個人的には抽象レベルを一段引き上げるべきだと思う。逆にまずRDMAから離れるべき。remoteのNVMeホストは配下デバイスを全て仮想アドレス(+α)で持ち、それに対してのDMAを実行する。つまりIOMMUのように仮想アドレスと実アドレスを変換するような機能をネットワーク越しに提供すればいい。そのアドレス群に対してクライアントはmulti queueからScatter/Gatherすれば今っぽいと思うんだけどな。あ、今思いついたこれをRemote SGと呼ぼう。
あ、でもそれなんてNetwork MMU?(IBMがそんなものを作っていた気が)
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