2014年12月19日金曜日

FPGAアプリケーションエンジニア

インテルが求める「FPGAアプリケーションエンジニア」とはこんな人

一昨日あたりから、あちこちで話題になっているのを見かける。はてブのコメントも読んだけど、まあ大体はそんなスーパーな奴はいないという感じ。ひょっとするとインテルクラスの会社(インテル製の技術ドキュメントを読むと彼らが持つエンジニアリソースの量がよく分かる)にはゴロゴロいるのかも知れないが、恐らくそういう人間は転職市場には出てこないし、日本でそのスキルを生かすのは難しいだろう。

オレが日本を離れ、台北でハードとFPGAとOSとデバイスドライバをしこしこと作っている理由もそれだからよく分かる。だって日本にそんな仕事ないも~ん。あったところで「じゃあ月80万円で明日から来てください」「嫌です」即決で却下。人月単価商売を否定するわけではないが、エンジニアリングへのリスペクトを感じないので好きではない。オレが好きなのは客と呼ばれる人達を助けることではなく(それも良いけどね)、コンピュータそのものなのだ。

というようなエンジニアリング生活を貫いていると、インテルが求めるこれくらいのスキルセットを持っている人達とけっこうな数出会うし、実際弊社にもいる。ただこれから先のビジョンに共感できるか否かという話になることも多いので、ハイヤーできるかどうかというとまた別。

まあでも気を抜くと友達を紹介するからと誘われノコノコと出て行くとネットワークビジネスの紹介で友達だと思っていたクソガキから「もっと自由に働きたくないか?」「これ以上自由でどうすんだ間抜け」「もっと給料が欲しくないか?」「お前より稼いでるわボケ」といった面倒事に巻き込まれ、荒れた酒を飲むことになるから本当台北は地獄だぜ!ハッハー!

インテルがFPGA搭載プロセッサの投入を表明、MSの要望など反映か

こういう話もずいぶん前から出てはいるので、ますますヘテロな構成になっていくのだろう。既にZynqのようなハイブリッドなデバイスも出回り始めているし、これからもっとハードとソフトの境界があやふやになると、更にコンピューティングが面白くなるはず。

Achronix

個人的にはここの会社にもっとがんばって欲しい。大手2社に負けるな~。

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